姓名判断の画数はどのように数えるのか
姓名判断における画数とは、漢字一文字を構成する点画の数のことです。
この点画は、筆で文字を書くときの運筆の回数を基本とします。
たとえば「田」は、縦・横・縦・横・縦と五回の運筆で書くため5画です。
小学校で習う筆順の多くは、この画数の数え方と一致します。
ところが姓名判断では、日常の筆順ではなく漢字本来の成り立ちにさかのぼって数えることがあります。
ここで問題になるのが、旧字体(本字)と新字体(常用漢字)の違いです。
旧字体と新字体、どちらで数えるべきか
姓名判断の伝統的な流派では、康煕字典に収録された漢字、いわゆる旧字体(本字)を基準に画数を数えます。
康煕字典は1716年に中国で編纂された字典で、約47,000字を収録し、日本でも長く漢字の規範とされてきました。
たとえば「広」は新字体で5画ですが、旧字体の「廣」は15画です。
「沢」は新字体で7画ですが、旧字体の「澤」は17画。
同じ名前でも、どちらの字体で数えるかによって五格の数字が大きく変わることがあります。
なお新字体を採用する流派もあります。
どちらかに正解があるというより、依拠する字典や流派の考え方によって基準が異なると理解するのが実際的です。
大切なのは、旧字体と新字体を混在させず、一貫した基準で計算すること。
混合すると結果にぶれが生じてしまいます。
間違えやすい部首の画数
旧字体で数える場合、とくに注意が必要なのは部首の画数です。
日常の筆順と異なるため、見落としやすいものを挙げます。
さんずい(氵)は新字体で3画ですが、旧字体では「水」に由来するため4画です。
「海」は新字体で9画、旧字体では10画になります。
くさかんむり(艹)は新字体で3画ですが、旧字体では「艸」に由来するため6画です。
「花」は新字体で7画、旧字体では10画になります。
しんにょう(辶)は新字体で3画ですが、「辵」に由来する旧字体では7画とします。
「道」は新字体で12画、旧字体では16画になる場合があります。
りっしんべん(忄)は新字体で3画ですが、「心」に由来するため旧字体では4画です。
「情」は新字体で11画、旧字体では12画です。
てへん(扌)は新字体で3画ですが、「手」に由来するため旧字体では4画です。
「持」は新字体で9画、旧字体では10画になります。
こざとへん(阝)は「阜」に由来するため旧字体では8画、おおざと(阝)は「邑」に由来するため7画とするのが伝統的な数え方です。
ひらがな・カタカナ・漢数字の数え方
姓名にひらがなが含まれる場合、筆で書く運筆を基準に数えます。
「あ」は3画、「い」は2画、「う」は2画、「え」は3画、「お」は4画というように、文字ごとに画数が決まっています。
カタカナはそのままの画数で数えるのが一般的です。
また「々」(繰り返し記号)は、前の漢字に戻した画数で扱います。
「佐々木」であれば「佐佐木」と置き換えて数えるのが基本です。
漢数字の「一」から「十」までは、それぞれの数字が表す値ではなく、画数そのもので数えます。
「四」は4画、「五」は5画という具合です。
実際にご自身の名前で五格を確認してみたい方は、姓名判断の無料計算をお試しください。無料で何度でも計算できます。旧字体と新字体でどのような違いが出るか、ぜひ比べてみてください。五格の詳しい意味については「姓名判断の五格(天格・人格・地格・外格・総格)とは?」もあわせてご覧ください。
よくある質問
Q. 姓名判断の画数は旧字体と新字体のどちらが正しいのですか
A. 伝統的には康煕字典に基づく旧字体(本字)を使うのが主流ですが、新字体を採用する流派もあります。
どちらか一方に絶対的な正解があるわけではなく、依拠する基準を一貫させることが大切です。
Q. さんずいやくさかんむりはなぜ4画や6画で数えるのですか
A. 旧字体では部首を漢字本来の成り立ちにさかのぼって数えるためです。
さんずいは「水」(4画)、くさかんむりは「艸」(6画)に由来するため、部首部分の画数を本来の字数で計算します。
Q. 自分の名前の画数はどうやって調べればいいですか
A. 信頼できる漢和辞典で旧字体を確認するか、姓名判断の無料ツールを使う方法があります。
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