制作理念
Curanz Soundsの制作風景や制作理念を少しだけご紹介。
Curanz Soundsの録音は自作のマイクロフォンや、金田式DCマイクを使ったデジタル録音やシンセサイザーを使った周波数の加工やヒーリング音源の制作をしています。
ただ、ヒーリング楽器の収録などには、「アナログ録音からDSD変換」という、ちょっと珍しく、現代でヨーロッパはドイツを中心に今注目を集めている録音方法を使うことがあります。
でも難しい話ではありません。
なぜこの方法にこだわるのか──
それは、音を通して「愛と調和の周波数」を、もっと自然に、もっと深く、みなさんの心と身体に届けたいからです。
音という波動をまるごと包み込む
音は、ただ耳で聴くだけのものではありません。
例えば超音波領域を超えたハイパーソニックウェーブという領域の振動は人間の皮膚から吸収する、つまり、皮膚で音を聴くという現象が医学的にも証明されています。
森林浴が癒される仕組みがこの皮膚で聴くハイパーソニックウェーブに秘められているのです。
音は空間に広がり、身体に響き、心をやわらかく包み込んでくれる「エネルギー」そのものであると言えます。
「音、すなわち周波数が、身体のさまざまな部位やチャクラ、そして思考と共鳴するという考え方は、これまで宗教やスピリチュアルリーダーによって語り継がれてきました。
一方で、長らくそれは都市伝説や荒唐無稽な話として扱われてきた側面もあります。
しかし近年になって、ようやく科学や理論がこうした概念に追いつきつつあると言えるでしょう。
このように周波数が私たちの身体や心に大きな影響を与えていることは、近年では広く知られるようになってきました。
実はアナログテープでの録音というのは、これらの目に見えない周波数や波動、空気の揺らぎまでも、まるごと受け止めてくれます。
デジタル録音が「情報を整えて記録する」のに対し、アナログ録音は「その場に流れる命そのものを包み込む」ような録音方法になります。
私はこの感覚が、とても好きなのです。

テープ録音からDSD変換という贅沢

Curanz Soundsの録音は、こんな流れで行っています。
この方法のいちばんの特徴は、最初に「とても大きな器」で音の波動をまるごと受け止めておいて、そこから必要に応じてサイズを整えていくことにあります。
先日ドイツでレコーディングスタジオをしているドイツ人エンジニアから話を聴きました。
「Kotaro のその方法、ドイツでも流行ってるぜ!値段は高くなるけど、作品を一度テープでマスターする依頼が最近多いんだ」。
なぜこの方法にこだわるのか?

ヒーリング音楽の魅力はいかに愛と調和の周波数を作品そのものに込められるかにかかっています。
この世界ではモノや作品、また様々な存在に想いや念を詰め込むことができるわけですが、音や音楽ほど顕著にこの想いの周波数が反映され、そしてみなさんに感じてもらえる存在はあまりないんですね。
音の次が光であると言えます。
本当に心と身体に響く音は、もっと豊かで、もっとあたたかくて、もっと命そのもののような音。
それは最初から0と1で構成されたデジタルの羅列ではなく、自然の中にある「揺らぎ」や「倍音」や「空気のエネルギー」から生まれるものなのです。
だからこそ、私はアナログ録音からDSDへの手法にこだわりを持っています。
音は、あなたの内側にそっと届く周波数

Curanz Soundsが目指しているのは、音楽という形を借りた「調和のエネルギー」を世界に届けること。
音の持つ力で、あなたの人生に、そしてあなたの暮らしの中にそっとやさしい風が吹き抜けるように。
音の波が、身体の奥の奥までやわらかく染み渡るように。
そんな作品を、これからも作り続けていきたいと思っています。
Kotaro Asahina
おわりに
この録音方法にご興味がある方、または実際に体感してみたい方は、Curanz Soundsの音楽をぜひ聴いてみてください。
きっとあなたの心と身体が、いちばん素直に反応してくれるはずです。
あなたの世界が、もっとやさしく、もっと美しく響きますように。