わたしたちが目指すべき氷山のような素敵な人間

わたしたちが目指すべき氷山のような素敵な人間

みなさんはどんな人間になりたいですか?

人間に生まれてきた以上は誰かの役に立ちたい、誰かを愛し続けられる存在でいたいと自然に思うかもしれません。

「ありがとう」という言葉以上に人間の心の栄養になる言葉はありませんよね。

人格形成と氷山

氷山とは英語でicebergと言います。

タイタニック号沈没の原因として有名ですので、映画で知ったという方もいらっしゃるかもしれませんね。

氷山の一角

氷山の一角という言葉のとおり、氷山というのは水面から上に出ている部分は全体のほんのわずかな部分、全体の90%は水面よりも下にありわけです。

画像引用:Wikipedia

そう、こんな人間、素敵じゃないですか?

能あるたかは爪を隠すといいますが、まさに爪の部分がこの水面下の巨大な氷山にあたるわけですね。

普段、外に見えている部分はほんの少しでもいい、しかし相当なスキルや知識、そして人間としての人格を備えている存在。

そんな人間になれたら素敵じゃないですか?

もうちょっと詳しい氷山

氷山の存在が人類に初めて観測されたのが、1760年。

ロシア人のミハイル・ロモノーソフによって初めて発表されました。

1711年生まれの読書が好きな少年だったミハエルは10歳の頃から漁師だった父の仕事を手伝い、海に出ていたと言われています。

画像の引用:Wikipedia

また、北大西洋に存在する氷山は平均して約3,000年前に雪として降り蓄積したものが、数千年かけて移動、最後に氷河から分離して氷山として海に浮かぶことで誕生します。

なんと壮大で夢とロマンがある存在でしょうか。

氷山のようにどっしりと構える、外に見せている姿は小さいけれど、下にすごい叡智を蓄えている、そんな素敵な人間を目指してみるのはいかがでしょうか。

肉体と精神を鍛える

精神と心、ここの叡智は無限に増やしていくことができます。

肉体にはやはり物質的なリミット、限界があるわけです。

人間が持ち上げられる重量は一般的に体重のおよそ40%と言われており、ギネス記録は505kg。

100メートル走にしてもギネスは9秒58。

これが突然1トンになったり、3秒で走れるようには物理的にはやはり不可能でしょう。

しかし、叡智、知識、知恵、心は無限大に鍛えていくことができます。

505kgのバーベルを保管しておく場所も必要ないですし、100メートル走ができる土地も必要ありません。

誰もが持つ魂の記憶、魂の知恵、叡智、そして心を無限に鍛えて巨大な氷山を創っていきましょう。

こうたろう
こうたろうこうたろう
音大を卒業後ピアニストとして活動。
日本で活動後北欧スウェーデンへ。
アーティストLindha Kallerdahlと声帯とピアノによる即興哲学を研究。
その後ドイツ・ケルンに渡りAchim Tangと共にアルバム作品制作。
帰国後、金田式DC録音の第一人者:五島昭彦氏のスタジオ「タイムマシンレコード」にアシスタントとして弟子入り。
独立後音楽レーベル「芸術工房Pinocoa(現:Kotaro Studio)」を結成。
タンゴやクラシックなどアコースティック音楽作品を多数プロデュース。
大阪ベンチャー研究会にて『芸術家皆起業論~変化する社会の中、芸術家で在り続けるために』を講演。
その後、秋山庄太郎氏後継の写真スタジオ「村上アーカイブス」でサウンドデザイナー兼音響担当として映像制作チームに参加。
村上宏治氏の元で本格的に写真、映像技術を学ぶ。
祖父母の在宅介護をきっかけにプログラムの世界に興味を持ち、株式会社 ジオセンスの代表取締役社長:小林一英氏よりプログラムを学ぶ。
現在はKotaro Studioにて『あなたのためのアートスタジオ』音と絵をテーマに芸術家として活動中。
2023年より誰かのための癒しの場所『Curanz Sounds』をプロデュース。
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