ピュアトーンとは?

Curanz Soundsの音源の中には「ピュアトーン(純音)」で制作しているものがあります。

それは、倍音を含まず、特定の狙ったただひとつの周波数だけで構成された“最もシンプルで美しい音”であるといえます。

まるで自然のなかで出会う静けさに似たその音は、聴く人の心にそっと寄り添い、深い安らぎを与えてくれます。

ピュアトーンとは?

ピュアトーン(Pure Tone)とは、**特定の周波数だけで構成されたシンプルな波形(サイン波)**のことです。

一切の装飾や倍音を排し、100Hz、432Hzなどの「周波数そのもののエネルギー」をダイレクトに届けます。

このような音は、以下のような特性を持っています:

  • 脳波や自律神経に穏やかな変化を与える
  • 聴覚的な疲労感が少ない
  • 空間全体に一様に広がる安定した音場
  • 身体の共鳴と調和を促す

使用機材と信頼性について

Curanz Soundsでは、専門的な機材とソフトウェア、またシンセサイザーを駆使して、100Hz、432Hzなどの特定周波数をピュアな状態で生成しています。

生成された音源は、音響分析ツール「Voxengo SPAN」を用いて波形をリアルタイムに測定し、倍音や雑音の混入が一切ないことを確認しています。

また、録音後の処理も非常にシンプルに保ち、音の純粋性を保ったまま最終出力しています。

なぜピュアトーンが必要なのか?

ピュアトーンは、音楽というよりも「波動」「振動」です。

例えば、乗り物酔いや自律神経の乱れに対しても、特定周波数のピュアトーンが作用するという研究結果も登場しています。

こういったケースや、ソルフェジオ周波数など、自身のスピリットにダイレクトに届けたい時、明確な意図を持って特定周波数を視聴したい場合は、倍音が豊富に含まれていると、それが邪魔になってしまうのです。(倍音が含まれている方が良いヒーリング音響もあります)

そのため、明確な意図を持った音源に対しては専門的な測定器で計測したピュアトーンで提供させていただいております。

Curanz Soundsは、そうした科学的な知見と芸術的な美しさの融合を大切にしながら「音によるヒーリングの未来」を探求し続けています。

なぜ録音や演奏だけでは“ピュアな周波数”にならないの?

私たちが日常的に触れている音楽やヒーリング楽器の音色には、
たとえその基音が100Hzや432Hzであっても、必ずその周波数以外の倍音や空間反射が含まれています

特にピアノなどの楽器は、倍音を多数発生させる音響発生装置としての位置付けもありますので、例え単音で一つの音を鳴らしたとしても発生する波は一種類で収まるはずもなく、コンサートホールのような反響も発生する場所においては反射音と原音との融合も発生し、実にさまざまな周波数が空間に滞在するということが起こります。

ここがピアノ録音が非常に難しいと言われるポイントであり、これはピアノだけではなく程度の大小はあれ、多くの楽器では必ずといっていいほど多数の倍音を発生させるのです。

例えばヒーリング楽器と呼ばれるものはより多くの倍音を発生させる倍音発生装置としての位置付けを持っています。

  • シンギングボウルやクリスタルボウル
  • ピアノやギターの持つ豊かな共鳴
  • チベタンベル、タントラ楽器

これは古代から使われていた理由の一つとして、サイン波の発生装置がなかった時代、狙った周波数に近いチューニングがされている個体では、周辺に必ずキーとなる周波数が倍音として眠っているという論理の元(実際その通りでしょう)、使われていたという理由が一つ、また複数の倍音が混在することで、脳波が目まぐるしく変化していくことで、魂の出入り口を大きく取るという狙いがあるかと思います。

そのため、魂の出入り口を広く取るといった意図がある場合は、シンギングボウル、また、魂を肉体に戻してくれるという意図のもとにはティンシャなどのピュアトーンとは正反対にある、豊富に倍音を含む音響が効果的であるというわけです。

ピュアトーンが持つ「ひとつの周波数だけ」の奇跡

ピュアトーンとは、「倍音を持たず、基音だけで構成された音」。
それは音楽的には“シンプルすぎる”とも言われますが、身体に対してはまるでレーザーのようにピンポイントで作用する特徴を持っています。

  • 楽器の音 → 太陽光のように広がる光(あたたかく全体を照らす)
  • ピュアトーン → レーザーのように一点集中する光(深部に届く)

科学と音響療法が見つけた“正確さの価値”

近年の研究では、内耳の前庭器官や神経系は「特定の周波数」に反応することが明らかになってきました。

20世紀に人間の叡智が追いつかないがゆえに非科学的であると嘲笑されてきた研究も21世紀では徐々に解明されつつあります。

科学的な視点に立つ時、重要になるのは、音の「音楽性」ではなく「純度」です。

あなたの心と魂に波動を届ける音楽と、科学的な再現性を意図した音は別物であると考えています。

  • 432Hzでチューニングされた楽器 ≠ 432Hzの純音(ピュアトーン)
  • 美しい演奏でも、聴く側の体に正確な周波数刺激は届いていない可能性がある

Curanz Soundsでは、その事実を重く受け止め、
「ただ聴こえる音」ではなく、「正確に作用する音」を届けたいという想いから、
ピュアトーンの計測生成と検証にこだわっています。