Curanz Sounds

共鳴理論とは?ヒーリング音響への活用方法を徹底解説

共鳴理論(Resonance Theory)は、物理学における振動現象を説明する理論の一つです。

共鳴とは、システムが特定の周波数で外部からのエネルギー供給に対して著しく大きな振動応答を示す現象を指します。

これは、システムの固有周波数と外部の強制振動の周波数が一致したときに発生します。

この論理を知ることで音を使って物理次元の現象をコントロールする仕組みを理解することができます。

例えばピラミッドの作成方法や、古代インド哲学のビマーナという宮殿はこの共鳴理論をもとにしたロジックで物体を動かし、または宙に浮かせていたという説もあり、論理的には不可能ではないどころか、十分に可能な概念であると言えるわけであります。

この記事では物体を宙に浮かせたり、その他音響を使って起こせる様々な奇跡という見方もできるような現象の根底にあるロジックを解説します。

音波、つまりサウンドウェーブの中には、下に落ちるのではなく、上に上がるものがあります。
特異なことではありますが、物理の法則に適っています。
一部の振動は下に下がるのではなく、上に上がります。

理論物理学者:ミチオカク

Profile

この記事を担当:音楽家 / 朝比奈幸太郎

1986年生まれ
音楽大学で民族音楽を研究。
卒業後ピアニストとして活動。
インプロビゼーション哲学の研究のため北欧スウェーデンへ。
ドイツケルンにて民族音楽研究家のAchim Tangと共同作品を制作しリリース。
ドイツでStephan Desire、日本で金田式DC録音の五島 昭彦氏から音響学を学ぶ。
録音エンジニアとして独立し、芸術工房Pinocoaを結成。
オーストリア、アルゼンチンなど国内外の様々なアーティストをプロデュース。
株式会社ジオセンスの小林一英氏よりC言語、村上アーカイブスの村上浩治氏より、写真と映像を学ぶ。
2023年からヒーリング音響を研究するCuranz Soundsを立ち上げる。
世界中に愛と調和の周波数を届けるため、癒しの音をCuranz Soundsにて発信中。

固有周波数(Natural Frequency)

固有周波数(Natural Frequency)とは、物体やシステムが外部からの力が作用していない状態で自然に振動する特定の周波数のことです。

これは、その物体やシステムの質量と剛性(ばね定数)に依存します。

振動する物体は、その物理的特性によって特定の周波数で振動する傾向があります。

この特定の周波数が固有周波数です。

たとえば、ギターの弦が弾かれると、その弦は特定の音(周波数)で振動します。

これは、弦の長さ、張力、および材質によって決まる固有周波数に基づいています。

固有周波数を計算するためには、物理学と数学の基礎を利用します。以下に単純なばね-質量システムの例を示します。

  • ばね-質量システム: 質量 mmm とばね定数 kkk を持つシステムの固有周波数 ωn\omega_nωn​ は以下の式で表されます。

ここで:

  • ωn\omega_nωn​ は固有周波数(角周波数)
  • kkk はばね定数(剛性)
  • mmm は質量

システムが複雑になると、固有周波数も複数存在することがあります。

これらはモード(Mode)と呼ばれ、それぞれ異なる形で振動します。例えば、振動する弦は基本周波数(Fundamental Frequency)と倍音(Overtones)を持ちます。

基本周波数は弦の最も低い固有周波数であり、倍音はその整数倍の周波数です。

強制振動とは

強制振動(Forced Vibration)とは、外部からの周期的な力や駆動によってシステムが振動する現象を指します。

システムが外部の強制力の影響を受けて振動する場合、その振動は外部力の周波数に依存します。

強制振動は、システムの固有周波数と外部力の周波数が一致する場合に特に興味深い現象を引き起こします。

外部力がシステムに作用することで、そのシステムは強制的に振動を開始します。

これに対して、システムの自然な振動(自由振動)とは異なり、強制振動は外部力が存在する限り持続します。

強制振動を解析するための数理モデルは、以下の運動方程式によって表されます。この式は、ばね-質量-ダンパーシステムをモデルとしています。

  • ばね-質量-ダンパーシステム: 質量 mmm、ばね定数 kkk、ダンピング係数 ccc を持つシステムの運動方程式は次のようになります。

ヒーリング音響における活用

ヒーリング音響では、特定の周波数の音波が人体の細胞や組織に共鳴し、共鳴に値する効果を引き起こすと考えられています。

これは、細胞の固有周波数と一致する音波が細胞の振動を増幅し、エネルギーの流れを改善することによります。

引き寄せの法則の真実

実は引き寄せの法則も共鳴の法則で説明することができます。

エササニ星からチャネリングでメッセージを伝えるバシャールも振動や音に関してはたくさんのコメントを出しています。

この世界で起こっている事は全てが「振動」と「レゾナンス(共振・共鳴)」の関係性であり、それだけで1つの学問体系が作れます。
これまで地球で「鏡の法則」や、「引き寄せの法則」と呼ばれていたものは、実はこの『レゾナンス法(共振・共鳴)』のたった1つの側面を切り抜いて説明していたに過ぎません。

宇宙存在:バシャール

引き寄せの法則というのは、まさに共鳴効果であり、物質の最小構成単位が振動である以上は否定のしようがありません。

この世界で起こる現象もすべて振動であると解釈することができます。

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エリコの城壁の真実

これは旧約聖書に出てくる伝説の一つ。

契約の箱を経由してユダヤの民たちは、城壁を破壊する方法を教わります。

ユダヤに伝わる伝統的な楽器を使い城壁を一気に崩壊させるわけですが、これも共鳴振動を使った古典物理の世界に近い概念であるというわけです。

「レゾナンス」は1Hzでもズレていたら起こりません。わずかに0・1Hzのズレだとしても、減衰力が生じて「無限大の振幅」が発生しなくなるからです。逆に言うと、ピタリと物質の「固有振動数f」さえ測定できれば、周囲からその特定のリズムを鳴らすだけで揺らしたり、または破断したりすることが可能です。

宇宙存在:バシャール

物質現実にある全てのものは、このような共振作用によって出来た副産物なのです。
ですから、聖書のような文献にも奇跡としてたくさん登場するのです。
ただし、当時使っていたのは角笛のようなシンプルなものではなく、もう少し複雑なものでした。
また、このような「共振作用」を応用したテクノロジーは他にも当時から使われており、岩をただ粉々にするだけではなく、空中に浮かせたりする〜
「対象となる物質」によって使われる周波数はもちろん変わります。
まず、以前に説明した通り、物質というのは「場所」の中に存在しているのではなく、物質の中に場所が存在しているという見方が必要です。
つまりは、その物質が持っている固有の周波数の中に「その場所」を表す変数も既に入っているのです。
ですから、「位置に関する部分」の周波数を変えると、その物質が別の場所に存在することになります。その物質の周波数を変えることで「物質が空気中に浮かんでいる状態」も創り出せるわけです。

宇宙存在:バシャール

タンパク質の破壊

ある学者さんによると、ピアノの音の周波数から計算すると、だいたい74オクターブくらい上の振動数がタンパク質の「固有振動数f」に当たるそうです。ということは、ピアノのどこかの鍵盤の音を弾くと、その周波数×2×2×2×……を74回繰り返したヘルツ数がタンパク質を共振させることになる。

宇宙存在:バシャール

タンパク質の破壊と言われてもピンと来ない方もいるかもしれません。

しかし、タンパク質が効率的に破壊することができれば人類が抱える多くの医学的な問題を解決することにつながります。

これは具体的にどのような振動数なのか?考察してみましょう。

ピアノのA4音の周波数を440Hzとする場合ですと、440×2の74乗ということになるわけですよね。

Pythonで計算してみます。

# ピアノのA4音の周波数
base_frequency = 440

# 2倍する回数
octaves = 74

# タンパク質の固有振動数を計算
resonant_frequency = base_frequency * (2 ** octaves)
resonant_frequency

実行結果としては8311365009850575576104960となるわけです。

もう少し見やすくコンバートしてみましょう。

タンパク質の「固有振動数」は約8.31×10の21乗Hzとなるわけです。

この非常に高い周波数は、現実的には通常の音響機器や手段で生成できない領域です。

現実世界でこのような高周波数を使ってタンパク質を破壊することは、技術的には非常に困難といえます。

ピアノの最低音(A0)の周波数は通常27.5Hzを使ったとしても、5.91×10の23乗hzですから、同様に現代の技術で再生できるものではありません。

タンパク質の破壊によって得られる医学的効果についてはSEO的な視点で記載することはできませんがCuranz Soundsでは今後もこれらの音波による効果の研究を続けていきます。

物質の固有振動数を特定する方法

先ほどのタンパク質の破壊に関する情報も然りですが、物質の振動数に対して共鳴するというのが、非常に有効な方法であることはわかりました。

これは物理法則として確固たる真理の一つであるといえるでしょう。

では、対象となる物質の固有振動数を測定するにはどうすればいいのでしょうか?

エリコの城壁は城壁の固有振動数を特定していたわけです。

現代科学ではどのように測定するのか順番に見ていきましょう。

共振法(Resonance Method)

  • 概要: 物質に対して外部から振動を加え、その物質が共振する周波数を測定する方法です。共振周波数は物質の固有振動数と一致します。
  • 手順:
    1. 物質に対して変動する周波数の振動を加える。
    2. 振動数を徐々に変えながら、物質の振動応答を観察する。
    3. 最も強い振動が観察される周波数が共振周波数となる。

レーザードップラ振動計(Laser Doppler Vibrometer)

  • 概要: レーザーを用いて物質の表面の微小な振動を測定する装置です。非接触で高精度に振動を測定できます。
  • 手順:
    1. レーザーを物質の表面に照射する。
    2. 振動により生じるドップラー効果を検出し、振動の周波数を測定する。

インパルス応答法(Impulse Response Method)

  • 概要: 物質に瞬間的な力を加え、その応答を測定する方法です。応答の中に含まれる固有振動数を特定します。
  • 手順:
    1. 物質にインパルス(瞬間的な力)を加える。
    2. 応答をセンサーで測定し、周波数解析を行う。

数値解析(Numerical Analysis)

  • 概要: 物質の物理的特性や形状を基に、数値計算によって固有振動数を求める方法です。有限要素法(FEM)などが用いられます。
  • 手順:
    1. 物質の形状、密度、弾性率などの物理特性を取得する。
    2. 数値モデルを作成し、シミュレーションを行う。
    3. 固有振動数を計算結果から特定する。

解析解法(Analytical Solution):

  • 概要: 数学的なモデルを用いて、物質の固有振動数を解析的に求める方法です。特に単純な形状や物質に対して適用されます。
  • 手順:
    1. 物質の形状や境界条件を設定する。
    2. 数学的な方程式(例えば波動方程式)を立てる。
    3. 固有振動数を解として求める。

固有振動数を特定するための方法は、物質の特性や使用目的に応じて選択されます。

実験的手法は実際の物質に対して直接測定を行うため、正確なデータが得られます。

一方、理論的手法は解析やシミュレーションを通じて予測を行うため、迅速かつ費用効果が高いです。

将来的な展望

将来的なレーザードップラ振動計また、それを受信するセンターなどを搭載したラズパイなどを開発すれば、固有振動数の測定と、それらと共鳴するための周波数の計算を一度に行い、該当する周波数(超音波)を生成するスピーカーを搭載すれば、いらなくなったゴミの除去なども一瞬でできてしまうといったことが可能になります。

こういうテクノロジーが発達すれば廃品回収業者などは廃業となりますね。

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現時点で人間の体の中にある固有振動数を特定するための技術は確立されていませんが、近い将来そういった科学的なアプローチも可能になるかと思います。

あるいは、人間の意識が五次元へシフトアップすることで、振動数が見えるようになる、または感じられるようになるといったスピリチュアル的アプローチの方が先になるかもしれません。

ちなみに美容でよく用いられるHIFU(高強度焦点超音波)は熱処理による焼き付けであり、固有振動数の共鳴ではありませんのでこういった技術との混合は注意してください。