特定の周波数の電磁波によってウイルスを破壊する実験に成功したとされるロイヤルレイモンドライフをご存じでしょうか?
がん治療といえば、他にもソマチッドの研究なども有名ですが、ロイヤルレイモンドライフの場合は、周波数に特化しており、また、彼の研究室は突然警察の無令状捜査にあい、全ての装置と研究記録は廃棄された、という主張をライフの支持者はしています。
これによりライフの研究は社会的に抹殺された、とされています。
陰謀論的にみられてきたこれらの自然療法の破壊は、昨今もう陰謀論でもなくただの史実、事実として語られることが多くなってきました。
ロイヤルレイモンドライフの場合はまだそういった証拠は出てきていませんが、クランツサウンズでは彼の研究に少しフォーカスし、考察していきたいと思います。
Contents
ロイヤル・レイモンド・ライフ:革新と探究の科学者
ライフの生い立ちと教育
ロイヤル・レイモンド・ライフは、1888年5月16日にネブラスカ州エルクホーンで生まれました。
簡単に解説
(Royal Raymond Rife, 1888年5月16日 – 1971年8月11日)は、1933年に当時の顕微鏡の拡大率の水準3000倍を大きく上回り、初期の電子顕微鏡に匹敵する31000倍の倍率を誇る光学顕微鏡「ユニバーサルマイクロスコープ」を発明したと 主張した人物。
生後八か月で母親を亡くしたライフはその後叔母に育てられることになります。
彼は幼いころから科学や技術に強い関心を示し、その知識を広げるために工学、物理学、生物学といった分野に熱心に取り組みました。
若き日の彼は、電子工学と光学に興味を持ち、当時の最先端技術に関心を寄せていました。教育の過程で、彼は特に「細菌学」の研究に魅了され、微生物学に取り組む科学者としての道を歩み始めたのです。
科学者としてのキャリア
1905年にジョンズホプキンス大学に入学。
ライフが科学者としてのキャリアを積む中で、大きな影響を与えた人物が何人かいました。
例えばフランスのルイ・パスツールや、ドイツのロベルト・コッホなど。
中でも、彼にとって重要だったのは、医療技術分野で活躍していた研究者との出会いです。
中でもドイツのカールツァイス社の入社は大きな研究の飛躍となったと考えられます。
カールツァイスといえば、現代でもカメラ好きの方なら誰もが名前を知るライカ同様の世界屈指の光学メーカーであります。
その後ライフの活動に関しては不明な点も多い中ら、サンディエゴ州に引っ越したのちに、大富豪だった、ヘンリーティムケンの運転手になったことが伝えられている。
ヘンリー・ティムケン
1831年8月16日、ドイツのブレーメン生まれ- 1909年3月16日。ティムケン・ローラー・ベアリング・カンパニー(後にティムケン社)を設立した発明家であり実業家であった。
彼が7歳のとき、家族は米国に移住。
彼はセントルイス地域でビジネスを始めました。
改良されたキャリッジスプリングと改良されたローラーベアリングの発明により、後者を専門とする会社を設立する資金を得た。
運転手としてだけではなく、ティムケンの事業に関しても、ライフは貢献しており、不良品の検品技術にX線を用いて判別する手法などは運転手としてだけではなく、ティムケンの事業に関しても、ライフは貢献しており、不良品の検品技術にX線を用いて判別する手法などはティムケンを深く感動させ、生涯に渡りライフの研究資金を提供し続けていたり、ティムケンの周辺の大富豪などもライフの研究資金のための基金を設立し、ライフの研究を支えていくことになりました。
ライフ顕微鏡の開発:視覚の限界を超える装置
ライフは、微生物の観察において通常の光学顕微鏡では不可能な細部を見たいと考え、1930年代に独自の「ライフ顕微鏡」を開発しました。
この顕微鏡は、特殊な光学フィルターと共鳴技術を組み合わせることで、従来の顕微鏡では観察不可能だった「生きた病原体」を視認できるようにしました。
ライフ顕微鏡の特徴は、微生物が放つ固有の周波数に応じて色を変え、微生物の特定や研究を大幅に進展させるものでした。
この発明により、ライフは医療業界で注目される存在となります。
周波数治療:病原体を破壊する新たなアプローチ
ライフは、顕微鏡で観察した微生物が特定の周波数で破壊されることに気付き、周波数治療の可能性に着目しました。
彼の理論は、特定の周波数で振動させることで、病原体の細胞膜を破壊し、病気を治療できるというものでした。
これを「ライフ周波数療法」として研究し、1930年代後半にはガン治療にも応用可能性があると提唱しました。周波数治療は現代においても、特定の波動を用いた代替医療の基礎となる概念として評価されています。
医学に与えた影響と評価
ライフの発明は当時の医学界から歓迎されたものの、後には医学界や製薬業界からの反発も受けました。
特に、彼の治療法が主流医療の基準を超える効果を謳っていたため、規制当局による調査や批判を受けることになります。
しかし、現代に至ってもライフ顕微鏡や周波数治療に関する研究は続いており、彼の革新的な視点がいかに先進的であったかが改めて評価されています。
ライフの研究に対する議論と批判
ライフの研究は、その実験の再現性や科学的証拠が議論の対象となりました。
批判の一部は、彼の実験が当時の科学的基準を満たしていないとされるものでした。
また、製薬業界が彼の技術に懐疑的だったことも、彼の研究が主流医療として広がるのを阻む一因となりました。これらの批判にもかかわらず、ライフの周波数治療への興味は消えず、多くの代替医療の支持者が彼の研究を支持しています。
ライフの叡智と未来への遺産
ライフの研究は、その実験の再現性や科学的証拠が議論の対象となっていましたが、科学的根拠というのは、科学技術と科学的アプローチが現象を上回ってはじめて成り立つものであります。
実際にライフ周波数は、事例として、16人の末期癌患者の治療を行い、そのうち14人の患者の治癒に成功したと記録されています。
科学が求めている再現性とは??!
そもそも科学が求める再現性とはなんでしょうか?
再現性とは、同じ仮説の検証が異なる場所や人によっても、一定の範囲で同じ結果が得られるかを確認することにあります。
具体的には
- 実験再現性:同じ施設や条件下で同一の研究者が再試行し、結果が一致すること。
- 再現可能性(リプロデュース可能性):異なる研究者や施設、条件で同じ方法を用いた場合でも同様の結果が得られること。
また、医学で再現性が達成されたとみなされるためには、以下の基準が求められます:
- 標準化された方法:実験や治療手法が詳細に文書化され、他の研究者が手順を正確に再現できるようになっている。
- 統計的有意性:得られた結果が偶然の産物ではないと確認されるため、統計的に有意である必要がある。
- サンプルの規模と多様性:十分なサンプルサイズを確保し、実験や治療対象者が多様であるほど、一般化が可能となり、再現性が認められやすい。
- 独立した検証:同じ結果が複数の独立した研究チームによって再現されることが理想的。
さて、これは大変重要なことであると言えます。
医学における再現性の重要性
再現性は、治療法の信頼性を評価する重要な指標であり、臨床治療や医薬品の認可においても必須条件とされています。
ただし、この再現性の確保が人類に必要かどうか?という点はそもそも議論するべきであると思います。
科学を妄信するものに対して、科学的根拠や再現性がないというのは、非常に不安と恐怖を感じるところでしょうか。
ただし、妄信していないものや、そもそも科学を信仰しないものにとっては、ただ治癒する叡智がある、それは素晴らしい。
だけの話です。
そもそも再現性が必要なものというのは、資本主義における取引の前提条件を整えるためのロジックにすぎないのであります。
クランツサウンズの音、音楽は未来につながる叡智となります。
ただし科学的根拠や再現性はありません。
必要な科学妄信者の方は、再現性を探っていけばいいのではないか?
一人の芸術家、音楽家としてはそのように思います。