Curanz Sounds

結婚しなかった歴史的偉人・有名人100選:独身貴族の生涯と功績

昨今はおひとりさま、独身貴族、加えてMGTOWという言葉があるように、独身生活を謳歌する生活スタイルを選択する人も少なくありません。

MGTOW(Men Going Their Own Way、男性は自分の道を行く)は、主に男性が集まるインターネットコミュニティおよびライフスタイル運動の一つです。

この運動は、男性が結婚や交際、伝統的な社会的期待から距離を置き、自己決定権を重視して生きることを推奨しています。

ただし、このMGTOWは過激な内容も含まれているため中道を学ぶ必要があります。

この記事では、結婚の良し悪しを論じるのではなく、独身で生涯を過ごした人に焦点を当てます。

Profile

この記事を担当:音楽家 / 朝比奈幸太郎

1986年生まれ
音楽大学で民族音楽を研究。
卒業後ピアニストとして活動。
インプロビゼーション哲学の研究のため北欧スウェーデンへ。
ドイツケルンにて民族音楽研究家のAchim Tangと共同作品を制作しリリース。
ドイツでStephan Desire、日本で金田式DC録音の五島 昭彦氏から音響学を学ぶ。
録音エンジニアとして独立し、芸術工房Pinocoaを結成。
オーストリア、アルゼンチンなど国内外の様々なアーティストをプロデュース。
株式会社ジオセンスの小林一英氏よりC言語、村上アーカイブスの村上浩治氏より、写真と映像を学ぶ。
2023年からヒーリング音響を研究するCuranz Soundsを立ち上げる。
世界中に愛と調和の周波数を届けるため、癒しの音をCuranz Soundsにて発信中。

生涯独身だった100人の偉人たち

独身かどうか?

選択する時にいろいろなことを考えることでしょう。

その中に孤独という恐怖を克服できるか?というものがあるかと思います。

ここで選出した100人の偉人たちはどのような最後を送ったのか?

病名がわかるものもありますが、SEO対策のため、国名と、自宅なのか病院なのか?加えて誰かと一緒だったか?というものを抜き出しています。

女性を赤文字にしています。

生涯独身を貫いた偉人100人の人生の締めくくり

生涯独身を貫いた偉人100人の人生の締めくくり

名前 場所 孤独か誰かと一緒だったか 最後の年齢 亡くなった年
イマヌエル・カント ドイツ 自宅 看護師が付き添っていました 79歳 1804年
アイザック・ニュートン イギリス 自宅 看護師が付き添っていました 84歳 1727年
ニコラ・テスラ アメリカ ホテル 孤独に亡くなりました 86歳 1943年
フリードリヒ・ニーチェ ドイツ 精神病院 孤独に亡くなりました 55歳 1900年
レオナルド・ダ・ヴィンチ フランス 自宅 フランソワ1世が付き添っていました 67歳 1519年
ジェーン・オースティン イギリス 自宅 家族が付き添っていました 41歳 1817年
エミリー・ディキンソン アメリカ 自宅 家族が付き添っていました 55歳 1886年
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン オーストリア 自宅 友人が付き添っていました 56歳 1827年
フランツ・シューベルト オーストリア 自宅 孤独に亡くなりました 31歳 1828年
ジョン・キーッツ イタリア 自宅 友人が付き添っていました 25歳 1821年
エミリー・ブロンテ イギリス 自宅 家族が付き添っていました 30歳 1848年
ヘンリー・デイヴィッド・ソロー アメリカ 自宅 家族が付き添っていました 44歳 1862年
フローレンス・ナイチンゲール イギリス 自宅 家族が付き添っていました 90歳 1910年
サムエル・バトラー イタリア 自宅 孤独に亡くなりました 66歳 1902年
ルイス・キャロル イギリス 自宅 家族が付き添っていました 65歳 1898年
グスタフ・マーラー オーストリア 病院 孤独に亡くなりました 50歳 1911年
グレース・ホッパー アメリカ 自宅 孤独に亡くなりました 85歳 1992年
フランシス・ベーコン イギリス 自宅 友人が付き添っていました 65歳 1626年
ジョン・メイナード・ケインズ イギリス 自宅 孤独に亡くなりました 62歳 1946年
フリードリヒ・シラー ドイツ 自宅 家族が付き添っていました 45歳 1805年
ヘンリー・ジェイムズ イギリス 自宅 友人が付き添っていました 72歳 1916年
エドワード・エルガー イギリス 自宅 家族が付き添っていました 76歳 1934年
チャールズ・エドワード・イングラム アメリカ 自宅 孤独に亡くなりました 69歳 1932年
ヴァージニア・ウルフ イギリス 自●により命を絶ちました 59歳 1941年
アーサー・シューペンハウアー ドイツ 自宅 孤独に亡くなりました 72歳 1860年
ジョアンナ・サウスコット イギリス 自宅 友人が付き添っていました 64歳 1814年
トマス・アクィナス イタリア 修道院 友人が付き添っていました 49歳 1274年
ジョン・ラスキン イギリス 自宅 孤独に亡くなりました 80歳 1900年
アマデオ・モディリアーニ フランス 病院 孤独に亡くなりました 35歳 1920年
ジョージ・ワシントン・カーヴァー アメリカ 病院 孤独に亡くなりました 78歳 1943年
アルフレッド・ラッセル・ウォレス イギリス 自宅 家族が付き添っていました 90歳 1913年
ジョージ・ワシントン アメリカ 自宅 家族が付き添っていました 67歳 1799年
エイブラハム・リンカーン アメリカ 劇場 暗●されました 56歳 1865年
エリザベス1世 イギリス 自宅 家族が付き添っていました 69歳 1603年
ドロシー・ホジキン イギリス 自宅 家族が付き添っていました 84歳 1994年
ジョン・オーバック アメリカ 自宅 孤独に亡くなりました 75歳 1989年
アントン・ブルックナー オーストリア 病院 孤独に亡くなりました 72歳 1896年
ポール・ヴァレリー フランス 自宅 家族が付き添っていました 73歳 1945年
ヘンリー・キャヴェンディッシュ イギリス 自宅 孤独に亡くなりました 78歳 1810年
グスタフ・クリムト オーストリア 病院 孤独に亡くなりました 55歳 1918年
サリー・ライド アメリカ 病院 孤独に亡くなりました 61歳 2012年
フランツ・カフカ オーストリア サナトリウム 孤独に亡くなりました 40歳 1924年
チャールズ・ドジソン イギリス 自宅 家族が付き添っていました 65歳 1898年
エルザ・スキャパレリ フランス 自宅 家族が付き添っていました 83歳 1973年
マックス・プランク ドイツ 自宅 孤独に亡くなりました 89歳 1947年
エドガー・アラン・ポー アメリカ 病院 孤独に亡くなりました 40歳 1849年
グレゴール・ヨハン・メンデル オーストリア 修道院 友人が付き添っていました 62歳 1884年
フリーダ・カーロ メキシコ 自宅 家族が付き添っていました 47歳 1954年
アラン・チューリング イギリス 自宅 自●により命を絶ちました 41歳 1954年
エラ・フィッツジェラルド アメリカ 自宅 家族が付き添っていました 79歳 1996年
イエス・キリスト イスラエル 十字架 殉教 33歳 30年頃
ゴータマ・シッダールタ(釈迦) インド 自宅 弟子たちが付き添っていました 80歳 紀元前483年頃
マザー・テレサ インド 修道院 孤独に亡くなりました 87歳 1997年
トマス・アクィナス イタリア 修道院 友人が付き添っていました 49歳 1274年
聖フランシスコ・ザビエル 中国 孤独に亡くなりました 46歳 1552年
聖アウグスティヌス アルジェリア 自宅 孤独に亡くなりました 75歳 430年
ジョン・カルヴァン スイス 自宅 孤独に亡くなりました 54歳 1564年
聖イグナチオ・デ・ロヨラ イタリア 自宅 友人が付き添っていました 65歳 1556年
パウロ イタリア ローマ 殉教 61歳 67年頃
聖カタリナ・シエナ イタリア 自宅 友人が付き添っていました 33歳 1380年
マーティン・ルーサー・キング・ジュニア アメリカ ホテル 暗●されました 39歳 1968年
ダライ・ラマ14世 インド 存命中
聖ヨハネ・クリュソストモス トルコ 自宅 孤独に亡くなりました 57歳 407年
聖イエレミアス エジプト 殉教 70歳 570年頃
パラケルスス オーストリア 自宅 孤独に亡くなりました 47歳 1541年
スヴァーミー・ヴィヴェーカーナンダ インド 自宅 孤独に亡くなりました 39歳 1902年
グル・ナーナク インド 自宅 家族が付き添っていました 70歳 1539年
サンタ・クララ・アッシジ イタリア 修道院 孤独に亡くなりました 59歳 1253年
ミハイル・バクーニン スイス 自宅 家族が付き添っていました 62歳 1876年
アンドリュー・カーネギー スコットランド 自宅 孤独に亡くなりました 83歳 1919年
ジョージ・ハーバート イギリス 自宅 孤独に亡くなりました 39歳 1633年
マルコムX アメリカ 会場 暗●されました 39歳 1965年
聖フランシスコ・アッシジ イタリア 自宅 友人が付き添っていました 44歳 1226年
聖テレサ・アビラ スペイン 修道院 孤独に亡くなりました 67歳 1582年
聖ベルナルドゥス・クララヴァレンシス フランス 修道院 孤独に亡くなりました 63歳 1153年
聖ヨハネ・クロス スペイン 修道院 孤独に亡くなりました 49歳 1591年
フェリックス・メンデルスゾーン ドイツ 自宅 家族が付き添っていました 38歳 1847年
アントニン・ドヴォルザーク チェコ 自宅 家族が付き添っていました 62歳 1904年
エドヴァルド・グリーグ ノルウェー 自宅 家族が付き添っていました 64歳 1907年
アラン・ワッツ アメリカ 自宅 孤独に亡くなりました 58歳 1973年
ヨハネス・ブラームス オーストリア 自宅 看護師が付き添っていました 63歳 1897年
アンリ・ルソー フランス 自宅 家族が付き添っていました 66歳 1910年
ジャン=ポール・サルトル フランス 自宅 孤独に亡くなりました 74歳 1980年
ラルフ・ウォルド・エマーソン アメリカ 自宅 家族が付き添っていました 78歳 1882年
フェルディナント・デ・ソシュール スイス 自宅 孤独に亡くなりました 55歳 1913年
サミュエル・ジョンソン イギリス 自宅 家族が付き添っていました 75歳 1784年
モーリス・メーテルリンク フランス 自宅 家族が付き添っていました 86歳 1949年
アン・サリヴァン アメリカ 自宅 友人が付き添っていました 70歳 1936年
ウィリアム・ハズリット イギリス 自宅 孤独に亡くなりました 52歳 1830年
ジョゼフ・メリック イギリス 病院 孤独に亡くなりました 27歳 1890年
ジョン・アタナソフ アメリカ 自宅 家族が付き添っていました 91歳 1995年
エルフリーデ・イェリネク オーストリア 存命中
カール・バルト スイス 自宅 家族が付き添っていました 82歳 1968年
エーレンフリート・ヴァルターハンス・オイラー=チェルピン ドイツ 自宅 孤独に亡くなりました 91歳 1964年
デミス・ルソス ギリシャ 病院 孤独に亡くなりました 68歳 2015年
チャールズ・バベッジ イギリス 自宅 家族が付き添っていました 79歳 1871年
パウル・エルデシュ ポーランド 病院 孤独に亡くなりました 83歳 1996年
グスタフ・マーラー オーストリア 病院 孤独に亡くなりました 50歳 1911年

孤独に関する名言・格言

孤独に関する名言を残した偉人たち

孤独に関する名言を残した偉人たち

名前 名言・格言
フリードリヒ・ニーチェ 「孤独は、人を狂わせもするし、神にもする。」
ヘンリー・デイヴィッド・ソロー 「孤独は、すべての発明の母である。」
フリードリヒ・シラー 「孤独は心の成長の必須条件だ。」
アーサー・シューペンハウアー 「孤独は、強い心の持ち主にとって、最も安らぎを与えるものだ。」
エミリー・ディキンソン 「孤独が私に与えてくれたものは、自由である。」
フランツ・カフカ 「孤独は、すべての人間の運命である。」
レオナルド・ダ・ヴィンチ 「孤独の中でこそ、偉大な仕事が成し遂げられる。」
ニコラ・テスラ 「孤独は、私の最高の友である。」
ヘンリー・ジェイムズ 「孤独は、自分自身と向き合うための最良の時間である。」
ヴァージニア・ウルフ 「孤独が私に教えてくれたのは、自己の真実である。」
フローレンス・ナイチンゲール 「孤独の中で見つけたもの、それが私の使命である。」
エドガー・アラン・ポー 「孤独は、私の唯一の友であり、最も信頼できるものである。」
フリーダ・カーロ 「孤独が私に与えてくれたのは、創造の力である。」
アイザック・ニュートン 「孤独の中でこそ、最も偉大な発見が生まれる。」
アルフレッド・ラッセル・ウォレス 「孤独は、自然の一部であり、我々が受け入れるべきものである。」

中には、時代背景としての結婚制度に合致しないために独身としてされていた方もいるかもしれません。

他に例えば釈迦やイエスなどは、宗教団体として機能していく流れの中で生きていたわけですので、宗教家は弟子たちが家族の変わりであると考えることもできますし、家族のような存在がいた方もいらっしゃるかもしれません。

将来孤独かどうか?というのは、愛する人やパートナーとの死別によってもわかれてくるかと思います。

必ずしも独身🟰孤独という図式は成立せず逆も然りであるわけです。

逆に孤独を良しとしない格言もみておきましょう。

孤独を讃美しない名言を残した偉人たち

孤独を讃美しない名言を残した偉人たち

名前 名言・格言
アルベルト・アインシュタイン 「孤独な人間の背後には、必ずやその人を支える影がある。」
ヘレン・ケラー 「孤独に勝る苦しみはない。友人と共に過ごす時間の尊さに感謝する。」
エピクテトス 「人は社会的な動物であり、孤独では真の幸福を見つけることはできない。」
アリストテレス 「人間は社会的な存在であり、孤独の中では完全に生きることはできない。」
エレノア・ルーズベルト 「友人と共に過ごす時間は、人生の中で最も貴重な宝である。」
マザー・テレサ 「孤独と無視は、最も恐ろしい貧困の形である。」
ロバート・フロスト 「家庭とは、あなたがそこに行けば、必ず受け入れてもらえる場所である。」
ジョン・ミルトン 「孤独は、魂の死を意味する。」
カール・マルクス 「人間は本質的に社会的存在であり、孤独の中ではその本質を発揮できない。」
フランシス・ベーコン 「孤独は人間を堕落させる。」
ルイス・キャロル 「孤独は心を蝕む病である。」
マーガレット・アトウッド 「孤独は心を閉ざす闇である。」
ヴィクトル・ユーゴー 「孤独は最も恐ろしい敵である。」
オスカー・ワイルド 「友人のいない人生は、孤独と絶望の連続である。」
ジョン・スタインベック 「人間は孤独では生きられない。」

実際に独身を貫いた宗教家たちの中にも孤独を大切に取り扱いつつ、人と人との関わりや縁起を大切にした教えもたくさんあります。

宗教家の孤独に対する解釈と教え

宗教家の孤独に対する解釈と教え

宗教家 教えと解釈
イエス・キリスト
  • 共同体と愛: 互いに愛し合い、共同体の中で支え合うことを強調(ヨハネ13:34-35)。
  • 孤独の意義: 時折孤独を選び、祈りや瞑想のために一人になることで自己反省と神との関係を深める(マタイ4:1-11)。
ゴータマ・シッダールタ(釈迦)
  • 悟りと孤独: 悟りを得るために孤独な修行を選び、菩提樹の下で一人で瞑想し悟りを開く。
  • 共同体の重要性: サンガ(僧団)の重要性を強調し、修行者たちが互いに支え合う共同体生活を重視。
マハトマ・ガンジー
  • 孤独と内省: 瞑想や内省の時間を大切にし、「孤独は心の平和を見つけるための重要な要素」と考える。
  • 共同体と奉仕: 共同体と奉仕の精神を強調し、他者との関わり合いを通じて社会正義を追求。
ダライ・ラマ14世
  • 孤独のバランス: 「内なる平和を見つけるためには、一人の時間が必要だが、同時に他者との関係を大切にすることも重要」と述べる。

是非バランスを持って結婚観、そして孤独というものを考察してみてはいかがでしょうか。