ホロスコープの見方
初めて出生図を見る人が、円のどこから読めばよいかを、順に説明します。読み終えたら、その場で自分の図を無料で作れます。
1. 円の全体を見る
ホロスコープは、あなたが生まれた瞬間の空を、地球の上のあなたの場所から見た図です。外側の輪が12のサイン、内側の区切りが12のハウス、中の記号が10の天体、中央の線が天体どうしの角度 (アスペクト) です。
左の端がアセンダントで、ここが第1ハウスの始まりです。そこから反時計回りにハウスが進みます。上の端が天頂 (MC) で、第10ハウスの始まりです。生まれた時刻が分からない場合は、アセンダントとハウスが決まらないので、サインと天体と角度だけを読みます。
2. まず3つの光を見る
太陽、月、アセンダントの3つが、あなたの骨組みです。太陽は生き方の芯で、星座占いの「星座」はこの太陽のサインです。月は素の感情と安心の形で、ひとりのときの自分です。アセンダントは世界への入口で、初対面の人にどう見えるかです。
太陽と月が同じ気なら、思うことと感じることが一致しやすい人です。違う気なら、外に見せる顔と内側の顔が分かれる人です。どちらが良いということはなく、自分の作りを知るための手がかりです。
3. 10の天体と記号
- ☉太陽何に向かって生きるか。自分らしさの芯。星座占いの「星座」はこの太陽のサインです。
- ☽月素の感情。安心の形。ひとりのときの自分。日々の癖。母や家のイメージ。
- ☿水星考え方、話し方、学び方。情報をどう受け取り、どう伝えるか。
- ♀︎金星愛し方と好み。何を美しいと感じるか。お金の使い方。
- ♂︎火星動き方と怒り方。欲しいものへどう向かうか。体の使い方。
- ♃木星広がる場所。恵まれる場所。楽観。やりすぎる場所でもあります。
- ♄土星締める場所。課題。時間をかけて身につくもの。恐れの正体。
- ♅天王星型を破る場所。同じ世代が同じサインを共有します。個人差はハウスと角度に出ます。
- ♆海王星溶かす場所。憧れと夢。曖昧になる場所。同じ世代が共有します。
- ♇冥王星根こそぎ変える場所。執着と再生。同じ世代が共有します。
4. 12のサインと4つの気
サインは天体が「どう」働くかを決めます。火の気 (牡羊座・獅子座・射手座) は前へ出て照らし、地の気 (牡牛座・乙女座・山羊座) は確かめて形にし、風の気 (双子座・天秤座・水瓶座) はつないで考え、水の気 (蟹座・蠍座・魚座) は感じて溶け合います。
- ♈︎牡羊座火の気
- ♉︎牡牛座地の気
- ♊︎双子座風の気
- ♋︎蟹座水の気
- ♌︎獅子座火の気
- ♍︎乙女座地の気
- ♎︎天秤座風の気
- ♏︎蠍座水の気
- ♐︎射手座火の気
- ♑︎山羊座地の気
- ♒︎水瓶座風の気
- ♓︎魚座水の気
5. 12のハウスと場面
ハウスは天体が「どこで」働くかを決めます。同じ金星でも、第5ハウスなら恋愛と楽しみの場面で、第10ハウスなら仕事と社会の場面で、その愛し方が表に出ます。
- 第1ハウス自分自身と第一印象
- 第2ハウスお金と持ち物と才能
- 第3ハウス言葉と学びと近い人
- 第4ハウス家と家族と心の土台
- 第5ハウス恋愛と創作と楽しみ
- 第6ハウス仕事の現場と健康
- 第7ハウスパートナーと契約
- 第8ハウス深い結びつきと受け継ぐもの
- 第9ハウス遠くと学問と旅
- 第10ハウス社会での顔と天職
- 第11ハウス仲間と願い
- 第12ハウス見えない場所と休息
6. アスペクト (天体どうしの角度)
2つの天体が作る角度で、働きがどう組み合わさるかが決まります。主なものは5つです。図の中では、噛み合う角度を金の線、力のかかる角度を紫の点線で描きます。
- ☌合0度溶け合う。同じ場所で溶け合い、互いを強めます。
- ☍衝180度向かい合う。綱引きになりますが、相手を通して自分が見えます。
- △三分120度噛み合う。努力なしに流れます。当たり前すぎて気づかない才能です。
- □矩90度力がかかる。摩擦と葛藤です。乗り越えると最も強い武器になります。
- ⚹六分60度助けが入る。少し動けば開く扉です。
正確な角度からのずれを「オーブ」と呼びます。太陽と月が絡む場合は8度まで、それ以外は6度までをアスペクトとして数えます。ずれが小さいほど強く働きます。
7. 度数と逆行
1つのサインは30度あります。天体がその中の何度にいるかで、サインに入ったばかりか、次へ移る直前かが分かります。29度の天体は、そのサインの性質を使い切る直前の、切実な働き方をします。
記号の横に「逆行」とあれば、地球から見て惑星が逆向きに進んで見える時期の生まれです。その天体の働きが内側に向かい、表に出るまで時間がかかる、と読みます。
よくある質問
ホロスコープの円は、どこから読めばよいですか
左の端がアセンダント (第1ハウスの始まり) です。そこから反時計回りに第2、第3ハウスと進み、上の端が天頂 (第10ハウス) です。まず太陽と月とアセンダントの3つを見て、次に他の天体、最後に天体どうしの線 (アスペクト) を見ます。
度数は何を表しますか
1つのサインは30度あり、天体がその中のどこにいるかを表します。0度に近いほどそのサインに入ったばかり、29度に近いほど次のサインへ移る直前です。アスペクトは度数の差で決まるので、度数が分かると角度が読めます。
逆行とは何ですか
地球から見て、惑星が空を逆向きに進んで見える時期に生まれたことを表します。天体の働きが内側へ向かい、表に出るまでに時間がかかる、と読みます。悪い意味ではありません。