世界は、あなたが見た時にしか存在しない。
天才ウィグナーが仕掛けた「意識の密室」
あなたが今、背を向けている後ろの世界。
そこには、本当に風景が広がっていると思いますか?
「当たり前じゃないか」と思うかもしれません。
しかし、最新の量子物理学は、驚くべき可能性を示唆しています。
「あなたが見ていない間、後ろの世界は『モヤモヤした確率の波』として漂っているだけで、映像としては存在していない」
まるで、ビデオゲームのように。プレイヤーが見ている画面の中だけが描画(レンダリング)され、見えていない場所はデータでしかない。
この「世界のバグ」とも言える現象を、かつてノーベル賞物理学者が鮮やかに指摘しました。
今日は、量子力学史上もっとも難解で、もっとも哲学的な思考実験「ウィグナーの友人」についてお話しします。
あの「可哀想な猫」の話をもう一度
ウィグナーの話をする前に、有名な「シュレーディンガーの猫」をおさらいしましょう。
シュレーディンガーの猫(復習)
中が見えない箱の中に、猫と、50%の確率で毒ガスが出る装置を入れる。
1時間後、猫は生きているか、死んでいるか?
量子力学の答え:
「箱を開けて観測するまで、
『生きている猫』と『死んでいる猫』が重なり合って存在している」
これは「観測」した瞬間に、世界がどちらか一方に確定する(波動関数の収縮)という話です。
ここまでは、多くの人が知っています。
しかし、物理学者ユージン・ウィグナーは、ここに「もう一人の人間」を登場させ、この話をさらにややこしく、そして本質的なものにしました。
箱の中に「友人」がいたらどうなる?
ウィグナーはこう考えました。
「もし、箱の中にいるのが猫ではなく、私の『友人(人間)』だったら?」
- 箱(実験室)の中に、友人が入る。
- 友人は装置を見て、毒ガスが出たか出なかったか(=結果)を観測する。
- 箱の外に、私(ウィグナー)がいる。私はまだ箱の中を見ていない。
ここでパラドックス(矛盾)が生まれます。
【友人の視点】
彼はすでに結果を見ています。「毒ガスは出なかった(生)」と確定しています。
彼にとって、重ね合わせの状態などなく、現実はすでに一つです。
【私(ウィグナー)の視点】
しかし、外にいる私にとっては、まだ箱を開けていません。
量子力学のルールに従えば、私にとってはまだ「『生きている友人』と『死んでいる友人』が重なり合っている状態」なのです。
おかしな話ですよね?
中では「確定」しているのに、外からは「確定していない」。
「一つの世界」に、二つの異なる「現実」が同時に存在してしまっているのです。
これは一体、どういうことなのでしょうか?
現実は「絶対的なもの」ではないのでしょうか?
この矛盾の先にこそ、「この世界が仮想現実である」という決定的な証拠が隠されています。
第2章へ続く……
現実は一つじゃない。「私」だけの宇宙。
最新実験が証明した、客観的現実の崩壊
「箱の中の友人」にとっては、現実は確定している。
しかし「外にいる私」にとっては、現実はまだ確率の雲の中にある。
第1章で触れたこの矛盾に対して、長年、多くの物理学者はこう考えてきました。
「いやいや、それは計算上の話でしょ? 現実は常に一つで、私たちがまだそれを知らないだけだ」と。
しかし、2019年。
その常識を根底から覆す実験結果が、科学雑誌『Science Advances』に掲載されました。
結論から言いましょう。
「ウィグナーも、友人も、どちらも正しい。
つまり、矛盾する二つの現実が、同時に存在できる」
世界を震撼させた「拡張ウィグナー実験」
オーストリアのインスブルック大学などの研究チームは、量子コンピュータを使って「ウィグナーの友人」の状況を実際に作り出し、検証を行いました。
(人間を入れるのは倫理的に無理なので、光子を観測者に見立てて実験しました)
その結果、驚くべきことに「箱の中の観測結果」と「箱の外の観測結果」が一致しないケースが確認されたのです。
これは何を意味するのか?
それは、私たちが信じてきた「客観的な現実(Objective Reality)」という概念の死です。
客観的現実の崩壊
私たちは通常、「私が目をつぶっていても、世界はそこに変わらず存在している」と信じています。
これを「客観的現実」と呼びます。
しかし、この実験は示しました。
「事実は一つではない。誰が観測するかによって、事実は変わりうる」
つまり、あなたが見ている「赤」と、私が見ている「赤」は、同じ現象ではないかもしれない。
あなたが体験している「辛い現実」は、隣にいる人にとっては「存在すらしていない」かもしれないのです。
やはり、この世界はゲームだった
この「観測者によって現実が異なる」という現象は、ある仮説を強力に後押しします。
それが「シミュレーション仮説」です。
もしこの世界が、全員で一つの巨大なサーバーを共有しているMMORPG(大規模オンラインゲーム)のようなものだとしたら?
サーバーの負荷を減らすために、ゲームは「各プレイヤーが見ている画面の中だけ」を個別に処理(レンダリング)します。
Aさんの画面では「敵が右にいる」として処理され、Bさんの画面では「まだ敵は見えていない」として処理される。
それぞれのPCの中で、異なる現実が並行して走っている。
物理学が到達した結論は、まさにこれと同じです。
「世界」という絶対的な背景があるわけではなく、私たち一人ひとりが、自分の意識というスクリーンの中で、それぞれの宇宙を個別に上映しているだけなのです。
すべての権限は、プレイヤーにある
少し怖くなりましたか?
「世界は幻想だったのか」と。
いいえ、これは絶望ではありません。究極の希望です。
なぜなら、もし「客観的な現実」が存在しないのなら、あなたはもう、「他人が決めた常識」や「変えられない運命」に縛られる必要がないからです。
あなたの宇宙における観測者は、あなただけ。
つまり、あなたが「こうだ」と観測し直せば、世界は物理的に書き換わるのです。
では、具体的にどうすれば、私たちは意図的に「良い現実」を観測できるのでしょうか?
鍵を握るのは、脳の「周波数」です。
最終章へ続く……
あなたが世界の創造主である理由。
迷いを断ち切り、理想の現実をレンダリングせよ
第2章で、科学は認めました。
「客観的な現実は存在しない。世界は、観測者(あなた)が見た瞬間に確定する」と。
これは、あなたが人生というゲームの「プレイヤー」であり、同時に世界を描き出す「プログラマー」でもあることを意味します。
しかし、ここで多くの人が壁にぶつかります。
「私が創造主なら、なぜこんなに辛い現実ばかり続くの?」
「お金持ちになりたいと観測しているのに、なぜ貧しいままなの?」
その答えはシンプルです。
あなたの「観測レンズ」が、ノイズで曇っているからです。
無意識の「バグ」を取り除く
量子力学において、観測とは「じっと見ること」だけではありません。
あなたの脳が発している「意識の周波数」そのものが観測です。
あなたが頭で「幸せになりたい」と願いながら、心の奥底(潜在意識)で「どうせ無理だ」「私には価値がない」と恐れている時。
あなたは宇宙というスクリーンに対して、「幸せ」と「不幸」という矛盾した命令コードを同時に送っていることになります。
結果、現実のレンダリングはバグを起こし、混乱した、あるいは望まない「恐怖の具現化」が確定してしまうのです。
理想の観測に必要な条件
意図した通りの現実を引き寄せるには、脳波が「純粋な状態(コヒーレンス)」である必要があります。
迷い、恐怖、他人の評価といったノイズを完全にシャットダウンし、クリアな意識で未来を見つめること。
しかし、現代社会の騒音の中で、自力でその境地に至るのは至難の業です。
だからこそ、私たちは「音」というチートツールを使うのです。
111Hzで「創造モード」に入る
Curanz Soundsが提供する「Pure Tone」は、あなたの脳波を強制的にチューニングするための装置です。
- 111Hz(鎮静):
左脳(言語・論理)のおしゃべりを止めます。「でも」「だって」という否定的な思考ノイズが消え、あなたは純粋な観測者へと戻ります。 - 963Hz(覚醒):
宇宙意識と繋がり、直感的なインスピレーションを受け取ります。ここで描いたイメージこそが、次に確定する未来の設計図です。
音に身を委ねている時、あなたは社会的な「誰か」であることをやめ、ただの「意識」になります。
その無垢な状態で放った願いだけが、量子フィールドを揺らし、物質化するのです。
この世界は、あなたのために用意された遊び場です。
誰かに決められたストーリーを歩く必要はありません。
ヘッドホンをつけて、目を閉じて。
さあ、ノイズを消し去りましょう。
次に目を開けた時。
そこには、あなたが選び取った「新しい世界」が広がっているはずです。
