今日は宗教文化の話題の一つとして避けては通れないカルト宗教のお話。

筆者も宗教文化を研究する音楽家としては是非考察したいテーマであるわけです。

同時に、宗教二世問題など昨今は様々なカルト宗教の影響を受けて悩んでいる方もいらっしゃると思います。

カルトかカルトではないかの基準は反セクト法というものが一つの裁量基準になるかと思いますが、筆者はもっと芸術家らしいマクロな定義をしたいと思っています。

特定のある意見に対して反対意見が発生すると怒りの感情が湧き上がる状態。

体験したことがある場合、カルトに洗脳されている場合がありますので、注意してください。

本日は宗教が陥りやすい危険な思想とカルト思想から抜け出す方法について考察。

Profile

この記事を担当:音楽家 / 朝比奈幸太郎

1986年生まれ
音楽大学で民族音楽を研究。
卒業後ピアニストとして活動。
インプロビゼーション哲学の研究のため北欧スウェーデンへ。
ドイツケルンにて民族音楽研究家のAchim Tangと共同作品を制作しリリース。
ドイツでStephan Desire、日本で金田式DC録音の五島 昭彦氏から音響学を学ぶ。
録音エンジニアとして独立し、芸術工房Pinocoaを結成。
オーストリア、アルゼンチンなど国内外の様々なアーティストをプロデュース。
株式会社ジオセンスの小林一英氏よりC言語、村上アーカイブスの村上浩治氏より、写真と映像を学ぶ。
2023年からヒーリング音響を研究するCuranz Soundsを立ち上げる。
世界中に愛と調和の周波数を届けるため、癒しの音をCuranz Soundsにて発信中。

しかし、宗教というのは本当に大切なシステムであり、ツールでありコミュニティーです。
必ず抜けなければいけないものでもありません。
お財布の紐はしっかり結び、ツール、つまり道具としてしっかり使い分けるようあなた自身の幸せを必ず追求してください。

朝比奈幸太郎

情報が先か or 物質が先か

これは、「ニーチェは神を消したのか?」という記事にて発信しているわけですが、色即是空・空即是色という二つの概念は、色と空、どちらが先に来るかで大きく変わります。

量子物理的理解であれば、空即是色であり、釈迦が説いた空の思想はまさにピンポイントで量子物理の真髄を紐解いているわけです。

危険思想1:行き過ぎた空思想

これは情報(物質の構成要素)のみが無機質に存在しているという思想にまで至ると、この物理世界、つまり空の世界では何をしても許されるという思想に辿り着きかねません。

まさに映画マトリックスの世界から、役割を抜き去った世界です。

釈迦はこの世界は空であると説いたわけですがそれは無常と無我そして縁起を説くための一つの概念に過ぎません。

物質は素粒子と、また粒子、そして原子の縁起によって成立していますが、これまた素粒子の集合的縁起によって成立した個体にはまたよりマクロな縁起が存在し、その縁起の連続がこの物理世界を創っているというイメージを持ってください。

これはマトリックス的な0、1の連続性である無機質なものになりかねません。

そこで釈迦が教えたのが八正道などの倫理に関する規律であるわけです。

釈迦は「空」に対してこうした倫理的規律の役割を与えることによって、現実世界での行動と倫理を強調しています。

この世界が「空」であるからこそ、私たちは(縁起の集合体に過ぎない)執着を捨て、慈悲や智慧をもって他者と関わるべきであると説きました。

八正道と六波羅蜜の解説

八正道

説明
正見(しょうけん)正しい見解。四諦(苦、集、滅、道)を理解すること。
正思(しょうし)正しい思考。正しい意図や考えを持ち、悪意や害意を持たないこと。
正語(しょうご)正しい言葉。嘘をつかず、中傷せず、和やかで優しい言葉を使うこと。
正業(しょうごう)正しい行い。殺生、盗み、不貞を避け、道徳的な行動をとること。
正命(しょうみょう)正しい生活。職業や生活が他者を害することなく、倫理的であること。
正精進(しょうしょうじん)正しい努力。善行を増やし、悪行を避けるために努めること。
正念(しょうねん)正しい念。常に心を正しい方向に向け、集中し続けること。
正定(しょうじょう)正しい禅定。正しい瞑想を行い、心を一つの対象に集中させること。

六波羅蜜

修行法説明
布施(ふせ)施し。財物や知識を他者に与えること。
持戒(じかい)戒律を守ること。道徳的な規範を遵守すること。
忍辱(にんにく)忍耐。困難や苦しみを耐え忍ぶこと。
精進(しょうじん)努力。善行に励み、悪行を避けるために努力すること。
禅定(ぜんじょう)瞑想。心を静かにし、一つの対象に集中すること。
智慧(ちえ)真理を見抜く知恵。物事の真理を理解すること。

まずはこれを実践してみてください。

こうしてみるとわかりますが、この世の中の真理、そして真理に対する人間としての対処法は、2500年以上前に釈迦がすべて解き明かしています。

現代科学は釈迦の教えに対する答え合わせに過ぎません。

世界中の多くの新興宗教が釈迦、もしくはイエスの教えをベースにしています。

シンプルに教えを学びたいだけであれば、釈迦の教えをKindleで買うか、イエスの教えを学ぶだけで十分であり、仏像やネックレスや石を購入する必要はありません。

そもそも釈迦は仏像を拝むのを禁じています。

危険思想2:魂の差別

カルト宗教の中には前世について詳細に紐解くものが存在しています。

前世、過去世とはなんでしょうか?

あなたの前に生きた人生・・・

これを少し乱暴にいってしまうと、人生とはデータ(情報)です。

情報とはなにか?記憶です。

あなたの前世を見れる人、チャネリングができる人が受け取っているのも情報です。

あなたがKindle購入して手に入るのも情報です。

アカシックレコードを見れるこうしたチャネラーなどは、情報にアクセスしているわけです。

あなたが今生きている人生も死後永遠に残りますし魂も永続します。

ただしそれは情報(記憶)としてまた無我として残るわけです。

こちらの記事ではスマホを例に解説していますが、肉体は新しくなりそのときの新しいOSがインストールされ、あなたの新しい人生が始まりますが、過去に撮影したデータを入れたければApple IDを入れれば同期できます。

ただし、全然違うIDだって入れられる。

なぜか?天国、霊界には個人所有という概念がないからです。

個というアートマンは存在していません。

無我というアナートマンが存在しているわけです。

つまり前世が誰であったか?という概念に何の意味もないのです。

カルマという概念がありますが、それはあなたが選択して持っているものであり、これもまた釈迦のいう執着を手放した瞬間に消えて無くなります。

もちろん執着を手放すというのはそう簡単なことではありませんが・・・

仮に前世がめっちゃ有名な人だったとしても今のその方になんの関係もないわけです。

前世が初代iPhoneでした、でも今はiPhone15 proです。

そんなその方はiPhone15 proなのです。

前世が有名人であることで、今になにも影響しません。

誰もが感動する哲学を説いてくれるおばちゃんがいたとして、彼女の前世が釈迦でした!となったとしても、彼女の前世が釈迦だからすごいのではなくて誰もが感動する哲学を説いたそのおばちゃんがすごいのです。

どーでもいいことです。

前世によって今を生きる魂の情報に差別意識がってはいけません。

前世による魂の差別は行き過ぎた権威主義であるといえます。

この前世の権威性によって作られた新興宗教はたくさんあります。

イエスや釈迦の生まれ変わりというのは、よくある手法であり、「だからどうしたの?」という視点をしっかり持つようにしましょう。

まだ人体のほとんどの現象がよくわかってない医学業界ですが、医者がそれっぽくいうと信憑性があるように感じてしまう。。。

白衣を着ていると頭良さそう。

こうした権威主義に騙されないようにしましょう。

危険思想3:現世利益の否定

あなたがもしなんらかの団体や人物に「今のうちに徳を詰んでおきなさい」と言われている場合、それもまた危険です。

宗教はあなたを幸せにするはずのものであり、来世やあの世での情報に対して幸せにコーディネートするものではありません。

例えば行き過ぎた布施(お金)を要求されていませんか?

あまりにお金を要求されてる場合は一度「今日は笑顔をあなたに差し出します」と笑っていてください。

教団があなたの笑顔に対して「ありがとうございます!」という姿勢であれば、正しく布施を理解しているでしょう。

新興宗教やカルト団体は財施にフォーカスしがちですが、布施とは本来ただ笑ってるだけでもいいはずなんですよ。

釈迦の教える布施の種類

釈迦の教える布施の種類

布施の種類解説
財施 (ざいせ)物質的な財産や食べ物、衣類などを他人に与えること。
法施 (ほうせ)仏法の教えや知識を他人に伝えること。
無畏施 (むいせ)他人に安心感や恐れを取り除く行動をすること。
顔施 (がんせ)笑顔や親しみやすい表情で他人に接すること。
言施 (ごんせ)優しい言葉をかけることで他人を励ますこと。
心施 (しんせ)他人に対して思いやりや配慮を持つこと。
眼施 (がんせ)優しいまなざしを送ることで他人に安心感を与えること。
体施 (たいせ)体を使って他人を助けること。例:力仕事や奉仕活動。
座施 (ざせ)席や場所を譲ることで他人に快適さを提供すること。
房施 (ぼうせ)自分の住まいを他人に提供すること。例:宿泊場所を提供する。

もし財施いっぱいしておくと、あの世や来世で幸福になれますとか、現世利益を諦めて来世に徳を蓄えるように教えている団体があればカルトの可能性がありますし、少々過激な思想であると思います。

過激なテロ思想にもつながりかねません。

「その行為を神が望んでいます、その行為をすることでたくさんの人が救われます」などの論理です。

もうお分かりですね?

神はあなたにアクションを望みません。

あなたに何も要求しません。

神はただ在るのみであり、ファンクション、つまり機能の一種です。

自分で◯んではいけません

これらの危険思想というのは、行き過ぎると、自ら人生を終わらせるという思想に到達しかねないものであります。

なぜ人は◯んではいけないのか?

それは非常に低い周波数帯域に依存してしまうからです。

世界中の宗教はこれを防止させるために様々なアプローチがありますが、自ら人生を閉じるということは、ネガティブなもの。

諸行無常にて人生を終える場合はポジティブなもの。

低い周波数帯域に依存してしまうと、情報が統合されません。

IT用語でいうところの「あなたの人生がコンテナ化できません」ということです。

つまりクラウドにデータをアップできないわけです。

これは宗教学的にいうと、天国にいけません。

という事態になるわけです。

脱・カルト思想

あなたがもし地獄に落ちることを恐れている場合、心配しないでください。

地獄とはあなた自身が創り出すものであり、それは神も同じです。

神様も地獄もファンクションです。

機能の一つであり、あなたが呼び出さなければ存在しないし、観測しなければそもそも地獄という概念自体がありません。

地獄の真実

人を支配するために必要な要件としては恐怖支配というものが圧倒的定番になります。

「〇〇しなければ〜こんなひどいことがあなたに降りかかる」

この文句は商品を売るためのマーケティングにも使われます。

どうでしょう。。。あなたの布団には1平方メートルあたり数千匹から数万匹のダニが存在することが報告されています。(某有名研究機関名か論文)

このうじょうじょ存在しているダニ、気持ち悪いですよね。

このダニを食べるためにまた新たな害虫が寄ってくるかもしれません。

1年間あなたの布団から99.9%のダニを駆除し続けるため、清潔に保つために必要なのは1日あたりわずか40円です。

このクリーナーを買わなければ、あなたは数万匹のダニとともに1年間過ごすことになるでしょう。

(マーケティングの参考例なので買わなくていいですよ!)

こうして人はアクションを促されるわけです。

これはカルト宗教での洗脳手法とも共通しています。

「この宗教を信じなければ地獄に堕ちます」「地獄とはこんなにも辛く悲惨な場所なんですよ」

と言われるわけです。

魔除けの石や仏像の効果を最大限発揮させる方法

これと同様に、壺や石やアクセサリーなどを購入させる手法としては、悪魔や幽霊からあなたを守るバリアになるなどがあります。

さて、幽霊の存在もすでにこの記事で明らかになっています。

情報でしたね。

低周波数帯域の幽霊の場合はコンテナ化されていないので、情報の統一性に欠けたよくわからない存在です。

まあ、これは近くにいない方がいいです。

PCで例えればわかるでしょうか?

MP4というコンテンされていないバラバラの情報を編集しろといわれても面倒なだけですよね。

こうして話していると、幽霊を近づけない石などは意味のないものであると思いませんか?

注意

ただしあなたが石や仏壇などのものに対してなんらかの機能を与える場合、それは現実となります。
この世界の真理とは、すべて機能があり、それを選択して機能させるというところにあります。
今回はカルト宗教のおはなしなので割愛します。

つまり、コンテナ化されていないファイルをあなたが編集しなければいいわけです。

選択の問題です。

あなたが幽霊という低周波数帯域の概念を選択すれば、幽霊はあなたにとって観測することになり、存在します。

悪魔も同じでしょう。

モノというのは、空の思想で釈迦によって解き明かされている通り、原子であり、粒子であり素粒子であり、最小単位は振動です。

あなたが数百万円出して購入した仏像も、ただの振動であり、空です。

大丈夫、地獄も悪魔もあなたが観測しなければいいだけの話。

天国や天使を観測しましょう。

認知行動療法(CBT)

自分でどうしても地獄や恐怖に支配されていて、抜け出せない場合は専門家の意見に頼るのもおすすめです。

CBTに精通したカウンセラーを探してください。

さて、ここでも権威性に注意してください。

精神科医である必要は一切ありません。

精神科医の中には精神のことを何も知らない人もたくさんいるのです。

CBTではさまざまな技法が使用されますが、代表的なものを参考までにいくつか紹介しておきます。

  • 認知再構成:歪んだ思考を現実的なものに置き換える技法。例えば、「自分は無価値だ」という思考を、「失敗しても学ぶことができる」と再構成する。
  • 曝露療法:恐怖症や不安障害に対して、段階的に恐怖対象に曝露することで恐怖を克服する技法。
  • 行動活性化:うつ病患者が活動レベルを上げ、ポジティブな体験を増やすための技法。
  • リラクゼーション技法:筋弛緩法や深呼吸など、ストレスや不安を軽減するための技法。
  • マインドフルネス:現在の瞬間に注意を向け、否定的な思考から距離を置く技法。

まとめ:カルト宗教の作り方

ここまで見てきた危険思想が見事な融合を遂げるとカルトが発生します。

自我による魂の永遠(無我の永続性は縁起によって釈迦に説かれている)+ 自我の輪廻転生 + 魂のレベル別による差別でカルトが生まれます。

世間でも事件化するほどのカルト宗教の教祖の多くは、自身をイエスの生まれ変わりだとか、釈迦の生まれ変わりだとか、いってます。

イエスでも釈迦でもなんでもいいんですが、仮に真実だとしてもそれはどーでもいいことであるという理解を持ってください。

そして地獄はあなたが創造する機能であり、これは神様も同じです。

だったら、、、どうせ創造するなら神様を創造した方がよくないですか?

神様は間違いなくあなたとともに存在し、それを機能させるかどうかはあなたがそれを観測し、信じるかどうかによります。

あなたの生活が脅かされるほどの大金を布施する必要はありません。

電車やバスで席を譲ったり、レジ満面の笑顔でありがとうと伝えるだけで充分なんです。

古典宗教であっても新興宗教であっても悪いものばかりではありません。

宗教は人にとって、人類にとって必要不可欠な哲学であり、あなたを幸せに導くシステムの一つです。

ただしそれはあなたや、あなたの家族や友人までをも取り囲んで幸せにするためのものであることを絶対に忘れないでください。

もし家族や友人があなたに「その宗教団体はおかしいんじゃないか?とか、少なくとも今私は幸せじゃありません・・・」と言われたらどうか立ち止まって考えてみてください。

「真実には抵抗があるものであり、高次元の存在は悪魔にとっては居心地の悪いもの、だから私たちを批判する人たちは悪魔です」と説得されるかもしれません。

それもまた、どーでもいいことです。

本当に悪魔だとしたら、悪魔も幸せにしてあげましょう。

それがイエスの教えた愛の教えです。

しかし、宗教というのは本当に大切なシステムであり、ツールでありコミュニティーです。

必ず抜けなければいけないものでもありません。

お財布の紐はしっかり結び、ツール、つまり道具としてしっかり使い分けるようあなた自身の幸せを必ず追求してください。