占いや数秘術で誕生数を調べたとき、「あなたはこういう人です」と言われて、ぴんと来たことはありませんか。
誕生数はたしかに、あなたの強みや才能を教えてくれます。
でもそれだけではありません。
数字はもうひとつ、あなたが知らず知らずのうちに握りしめている「力みのクセ」も映し出しているのです。
願いが動かない、現実が変わらない。
そう感じるとき、たいていそこには力みがあります。
力みとは、望みを強く握りしめすぎてしまうこと。
手をぎゅっとにぎったままでは新しいものを受け取れないように、心が力むと演目を切り替えるスイッチが止まってしまいます。
これはこの世界の「対の真実」。
スイッチは必ず働く。
でも力みが加わると止まるのです。
ところが力みは、自分ではなかなか気づけないもの。
なぜならそれは、あなたの強みの裏側にそっと張りつくように存在しているからです。
数字が持つ性質が、そのまま「握りしめ方」のクセになる。
だからこそ、誕生数は力みを見つけるためのやさしい地図になってくれます。
誕生数が教える、あなたの力みのクセ
ここからは誕生数ごとの「知らずに握っている力み」を紹介します。
ご自身の誕生数を知ったうえで、読んでみてください(誕生数は、生まれた日を一桁になるまで足した数です。
11、22、33の方はそのまま)。
誕生数1。
まっすぐ進もうとするあまり、周りの流れに抗ってしまう。
自分で道を切り拓こうとする力が、「すべて自分の思い通りでなければ」という力みに変わるときがあります。
手放す鍵は、「流れに任せる」こと。
誕生数2。
調和を大切にするあまり、まわりの顔色を読みすぎてしまう。
人の気持ちに敏感なことが、「誰からもよく思われなければ」という力みに。
手放す鍵は、「まず自分の気持ちを先に知る」こと。
誕生数3。
自分を表現したい気持ちが、「認められなければ価値がない」という力みに変わるときがあります。
輝きたいという思いが、評価を握りしめるクセに。
手放す鍵は、「誰に見られていなくても、自分が楽しい」を選ぶこと。
誕生数4。
秩序や安定を求める性質が、「すべて予定通りでなければ」という力みに。
しっかりしていることの裏で、想定外をおそれて握りしめてしまう。
手放す鍵は、「ひとつだけ、今日は予定を手放してみる」こと。
誕生数5。
自由を愛する心が、「ひとつの場所に落ち着いてはいけない」という力みになることがあります。
変化を求めるあまり、いまここを受け取れなくなる。
手放す鍵は、「動かなくても自由でいられる」と知ること。
誕生数6。
誰かの役に立ちたい気持ちが、「自分がなんとかしなければ」という力みに。
責任感が、まわりを抱えこむ握りしめに変わるときがあります。
手放す鍵は、「まず自分を大切にしていい」と知ること。
誕生数7。
深く考え分析する力が、「すべて理解できるまで動いてはいけない」という力みに。
知りたい気持ちが、現実を止めてしまう。
手放す鍵は、「わからないまま一歩踏み出す」こと。
誕生数8。
豊かさや成功を求める力が、「結果を出さなければ意味がない」という力みに。
達成したい気持ちが、プロセスを握りしめるクセに。
手放す鍵は、「すでに十分豊かである」と知ること。
誕生数9。
理想を追い求める心が、「完璧でなければ受け取れない」という力みに変わります。
奉仕の気持ちが、自分を後回しにする握りしめに。
手放す鍵は、「いまのままで受け取っていい」と知ること。
ここで紹介した力みのクセは、あなたの数字の「悪い面」ではありません。それだけあなたが真摯に、自分の人生の演目を選ぼうとしている証拠です。「古代数秘術が教える、あなたの執着パターンと外し方」でもお伝えしたとおり、それは変えられない運命ではなく、気づいてそっと手放せるもの。数字が映し出すのは「いま手に持っている演目」なのです。
今日の小さな実践
まず、あなたの誕生数を計算してみてください。
生まれた日を一桁になるまで足すだけです(11、22、33の方はそのまま)。
そして、上で紹介したその数字の「力みのクセ」を読んだら、今日一日、自分がそのクセをしていないか、ただ観察してみてください。
直そうとしなくてかまいません。
「あ、いま握っているな」と気づくだけで、手は少しだけゆるみます。
見つけた力みを、そのまま紙に書き出してみてもいいでしょう。
力みのクセを知ることは、あなたを責めるためではありません。知ったその瞬間から、演目は変わり始めています。日々のなかで力みを見つけて手放す稽古については、「「力み」を見つけて手放す、日常でできる5つの稽古」でもご紹介しています。
あなたの誕生数は弱点ではなく、あなただけの地図です。
いま握りしめているものに気づき、そっと手をひらく。
そのくり返しのなかで、演目は少しずつ、あなたが本当に選びたい舞台へと移っていきます。