計算の規則と検証の結果
九星気学の自動計算は、占い師の勘や解釈を入れず、暦と九星の規則だけで答えを出しています。 その規則と、公表されている暦と照らした結果を、ここにすべて書きます。流派によって扱いが分かれる部分は、どちらを採ったかを明記します。
照らした結果
- 国立天文台 暦要項 (二十四節気と土用の入り)2004〜2027年の672件すべて1分以内。日付の食い違いは0件
- 中国で広く使われる暦の算法による節気1900〜2100年の2,613件平均0.37分、最大1.98分のずれ。日付の食い違いは0件
- 公開されている九星暦の方位盤1950〜2045年の1,905盤 (年盤81、月盤995、日盤709、時盤120)中宮の星と、8方位それぞれの凶方位と吉方位がすべて一致
- 同じ九星暦の、閏の期間の日盤1997年、2008年、2020年、2031年の124日すべて一致
これらの照合は、サイトを更新するたびに自動で繰り返しています。1件でも食い違えば、更新そのものが止まる仕組みです。
暦の出どころ
立春・節入り・冬至・夏至・土用の入りの日時は、アメリカ航空宇宙局ジェット推進研究所が公開している天体暦から、太陽の視黄経がその角度を通る瞬間を計算して日本時間に直したものです。国立天文台の暦要項と同じ定義です。1899年から2101年までを持っています。
年と月の境目
九星気学の一年は立春から始まり、各月は節入り (立春、啓蟄、清明、立夏、芒種、小暑、立秋、白露、寒露、立冬、大雪、小寒) から始まります。立春は多くの年で2月4日ですが、2021年と2025年は2月3日です。年ごとの日時で判定します。
生まれた時刻が分からないときは、節入りの日を新しい月として数えます。節入りの日に生まれた人には、時刻によって星が変わることを結果の画面でお知らせします。日の境目は0時 (日本時間) です。
年・月・日・時の星
| 盤 | 中宮に入る星の決め方 |
|---|---|
| 年盤 | その年 (立春から) の数を9で割った余りで決まり、年ごとに1つずつ減ります。2026年は一白水星、2027年は九紫火星です。 |
| 月盤 | 年の十二支が子・午・卯・酉なら立春の月は八白土星、丑・辰・未・戌なら五黄土星、寅・巳・申・亥なら二黒土星。節入りごとに1つずつ減ります。 |
| 日盤 | 冬至と夏至の日の干支が甲子から癸巳なら直前の甲子、甲午から癸亥なら直後の甲子で切り替えます。冬至側からは一白水星から増える陽遁、夏至側からは九紫火星から減る陰遁です。 |
| 時盤 | 日盤の進み方に従います。増える期間は、子の刻が子・午・卯・酉の日は一白水星、丑・辰・未・戌の日は四緑木星、寅・巳・申・亥の日は七赤金星から増えます。減る期間は九紫火星、六白金星、三碧木星から減ります。23時からの子の刻は、その日の子の刻として扱います。 |
日盤の閏
切り替えの甲子どうしの間は180日か240日になります。240日の区間では、210日目の甲午の日に星の進み方を逆にします。増える区間では三碧木星が、減る区間では七赤金星が2日続き、次の区間になめらかにつながります。これを九星の閏と呼びます。11年から12年に一度です。
1900年から2100年までの閏は次の18回です。
1905年12月21日 (七赤が2日続く)、1917年6月21日 (三碧が2日続く)、1928年12月20日 (七赤が2日続く)、1939年12月23日 (七赤が2日続く)、1951年12月20日 (七赤が2日続く)、1962年12月22日 (七赤が2日続く)、1974年6月22日 (三碧が2日続く)、1985年12月21日 (七赤が2日続く)、1997年6月21日 (三碧が2日続く)、2008年12月20日 (七赤が2日続く)、2020年6月20日 (三碧が2日続く)、2031年12月20日 (七赤が2日続く)、2042年12月22日 (七赤が2日続く)、2054年12月19日 (七赤が2日続く)、2065年12月21日 (七赤が2日続く)、2077年6月21日 (三碧が2日続く)、2088年12月20日 (七赤が2日続く)、2100年6月21日 (三碧が2日続く)
方位盤
中宮の星が決まると、ほかの8つの宮の星は後天定位盤を同じだけずらして決まります。定位は北が一白水星、北東が八白土星、東が三碧木星、南東が四緑木星、中宮が五黄土星、南西が二黒土星、西が七赤金星、北西が六白金星、南が九紫火星です。十二支の方位は、子が北、丑と寅が北東、卯が東、辰と巳が南東、午が南、未と申が南西、酉が西、戌と亥が北西です。
本命星・月命星・日命星・傾斜
本命星は生まれた年の星、月命星は生まれた月の星、日命星は生まれた日の星です。傾斜は、月命星が中宮に入った盤で本命星がいる宮で決まり、その宮の定位の星の性質で読みます。
本命星と月命星が同じ人は、本命星が中宮に入るため、次の表で決めます (中宮傾斜)。
| 本命星と月命星 | 傾斜 |
|---|---|
| 一白水星 | 離宮 |
| 二黒土星 | 乾宮 |
| 三碧木星 | 巽宮 |
| 四緑木星 | 震宮 |
| 五黄土星 | 女性は乾宮、男性は兌宮 |
| 六白金星 | 坤宮 |
| 七赤金星 | 艮宮 |
| 八白土星 | 兌宮 |
| 九紫火星 | 坎宮 |
凶方位
| 名前 | 方位 |
|---|---|
| 五黄殺 | 五黄土星がいる方位。五黄土星が中宮に入る盤にはありません |
| 暗剣殺 | 五黄殺の反対側 |
| 本命殺・本命的殺 | 本命星がいる方位と、その反対側 |
| 月命殺・月命的殺 | 月命星がいる方位と、その反対側 |
| 歳破・月破・日破・時破 | その年・月・日・時の十二支の方位の反対側 |
| 定位対冲 | 星が、自分の定位のちょうど反対側にいる方位 |
| 小児殺 | 月盤だけにある、子どもに働くとされる方位。下の表の星がいる方位です。数え年12歳以下の人の吉方位の判定に入れます |
| 生まれ年の十二支 | 小児殺の星 |
|---|---|
| 子・午の年 | 八白土星 |
| 丑・未の年 | 九紫火星 |
| 寅・申の年 | 二黒土星 |
| 卯・酉の年 | 三碧木星 |
| 辰・戌の年 | 五黄土星 |
| 巳・亥の年 | 六白金星 |
吉方位
本命星と五行の相性が良い星 (相生と比和) がいる方位を吉方、本命星と月命星の両方に良い方位を最大吉方とします。上の凶方位のどれかに重なる方位は、吉方から外します。
| 本命星 | 吉となる星 |
|---|---|
| 一白水星 | 三碧木星、四緑木星、六白金星、七赤金星 |
| 二黒土星 | 六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星 |
| 三碧木星 | 一白水星、四緑木星、九紫火星 |
| 四緑木星 | 一白水星、三碧木星、九紫火星 |
| 五黄土星 | 二黒土星、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星 |
| 六白金星 | 一白水星、二黒土星、七赤金星、八白土星 |
| 七赤金星 | 一白水星、二黒土星、六白金星、八白土星 |
| 八白土星 | 二黒土星、六白金星、七赤金星、九紫火星 |
| 九紫火星 | 二黒土星、三碧木星、四緑木星、八白土星 |
天道は、月盤と日盤に示す、どの人にも吉とされる方位です。日盤には、その月の天道を重ねて示します。
| 月 | 天道 |
|---|---|
| 寅月 (立春から) | 南 |
| 卯月 (啓蟄から) | 南西 |
| 辰月 (清明から) | 北 |
| 巳月 (立夏から) | 西 |
| 午月 (芒種から) | 北西 |
| 未月 (小暑から) | 東 |
| 申月 (立秋から) | 北 |
| 酉月 (白露から) | 北東 |
| 戌月 (寒露から) | 南 |
| 亥月 (立冬から) | 東 |
| 子月 (大雪から) | 南東 |
| 丑月 (小寒から) | 西 |
移動の大きさと見る盤
| 移動 | 見る盤 |
|---|---|
| 引っ越し | 年盤と月盤の両方で吉になる方位だけを吉方位とします。本命星が年盤の中宮に入る年は、引っ越しの吉方位を出しません |
| 旅行 | 月盤 |
| 日帰り | 日盤 |
扱っていないこと
天道以外の方位神 (天徳、月徳など)、移動の距離や日数による作用の強さ、効果が出る時期は、計算で決められないため扱っていません。方位の区切りは、北・東・南・西を30度、北東・南東・南西・北西を60度とする見方を前提にしています。