1930年代から続く調査でわかった幸せの条件とは?!

幸せの定義は人それぞれ?

人はどうやったら幸せになれるのでしょうか。

アメリカで1930年代から長期的に続く調査で分かった幸せの条件を紹介します。

量子物理学的な幸せの定義と考察についてはこちらの記事にて!

フォトン素粒子にみる輪廻転生のメカニズム〜音が人を幸せにする仕組み

良い人生

幸せの定義は人それぞれなのでとても難しいもの。

アメリカではそんな難しい幸福に関する調査が、1930年代から長期的に行われていました。

2023年に入り数十年の調査結果をまとめた書籍『The Good Life(良い人生)』が出版されました。

ハーバード大学のロバート・ウォルディンガーとマーク・シュルツの両教授が率いる「ハーバード成人発達研究」では、724人とその家族を対象として追跡調査を行なっています。

生活の質を定義するための数千件にも及ぶアンケート調査や脳スキャン、血液検査などの身体検査も数百件含まれていました。

研究開始当初である1930年代。

ハーバード大学の男子学生からボストン郊外の低所得地域出身の男児の中から選ばれた724人の男性を対象としています。

その後、1980年代に入ると彼らの妻や子供たちを含めた合計1,300人以上の参加者を対象とした研究に拡大されています。

プロジェクト4人目の責任者

責任者が通算4人目にも及ぶというのがいかに長期的な検証かが伺えます。

プロジェクト通算4人目の責任者のウォルディンガーは、次のように語っています。

「人々は幸せについて、自分が達成できるものだと思っていることがわかった。
あの家を買ったり、昇進したり、減量に成功したりすれば幸せになれると思っている。
人は、正しいチェック項目をつぶしていけば幸せという目的地にたどり着けるかのように振る舞うが、これは間違いであることがデータから非常に明確に示されている。
だが、それは良いことだ。
幸福感は、手が届かない場所にあるものではなく、どんな人でもすぐに達成できるものだからだ」

ウォルディンガー

幸せになるには・・・

検証の末に導き出された幸せ。

人を幸せにするのは金でもなければ、身分でも、地位でもないことがわかっています。

人がもっとも大きな充足感を得ていたのが実は、人間関係や他者とのつながりでした。

友人やコミュニティー、親子関係に加えて恋愛関係、教会のグループ、共通の趣味の友達、同僚などなど。

50代時点で人と人との社会的絆やつながりが強い人ほど、80代以降で幸せな生活を送る傾向にあったそうです。

著者らは「良い人間関係は、より幸せで健康な状態が保てる」と結論付けています。

お金、社会的地位はあの世には持っていけません。

あの世に持っていけるのは唯一人の魂と魂の繋がり、『心』なのかもしれません。

日本の伝説的な経営者の一人、稲盛和夫氏のこんなフレーズで締めくくりたいと思います。

京セラという会社をつくってからは、何とかこの会社を立派な会社にしよう、従業員が喜びを感じながら勤められる会社にしたい、と思って努力してきました。
そして幸運にもわたしは技術者としても経営者としても、一応の成功を収めることができました。
しかし、そのようなわたしも、いつかは死というものを迎えます。
人間は死んでしまえば何もあの世にはもっていけません。
京セラをつくった、KDDIをつくった、稲盛財団もつくった、といったところで、それがどうなるのでしょう。
それでは、なんのためにわたしは必死に働いてきたのでしょうか。
人生の目的とは、何なのでしょうか。
何度もお話ししますが、わたしは、人生の目的とは、この世で地位や名声やお金を得ることではなく、自分の心を少しでも美しく磨いていくことだと思っています。
また、そのことが、今お話しした宇宙の意志に適うことなのです。

稲盛和夫『君の想いは必ず実現する』
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